読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

一部執集

― 怠慢と追求の巧い駆け引き ―

(実話)彼「女なんて、それ(肉体目的で)しかないやん?しょーみ(嘲笑)。」 俺「いやいや……『(腹ん中)は?』」

自分のした発言に責任くらいは持とう。

 

「秘密」、なんてものは、「秘密」という単語使って保険をかけて、その次に来る発言の重要性だけを強調させたいだけに過ぎない。

これは大抵の、自他問わず秘密を持ち合わせてる奴の典型的な、見落としてる最大の過ち。

多言するなと言われてるもの、ここだけの話で終わってて欲しいと釘打たれてるものを他人に言う場合(尤も、根本的によっぽどのケースじゃないとだけど)、その「多言して欲しくない」というポイントを強調させなければ、今後の自分以外の誰かとそれ関連の話になった時にそこに意識を置かなくなる。

内容は1~120までちゃっかり漏れなく覚えときながら、それを「絶対喋ってはいけない」という肝心なことだけ都合よく頭から消えてるパターン。

 

本筋に直接触れなくても会話の流れやふとしたニュアンス、単語の一つ二つ、もっと言うと目の動き、仕草、トーン、そういうので大方の根本的な部分は掴まれてしまう。人間、大人になるにつれ自然そういう推察に長けてくる。

年齢を重ねるというのはさして良いことばかりではありませんねー(汗)。

 

若干話脱線するけど、そういう意味ではネットやSNS内での会話で共有する「秘密」は本当に厄介。どこがどのように厄介なのかちゃんと理解していないユーザのまぁあ~~多いこと多いこと!!(笑)

どうでも良い、知らなくて良いような機能まで満遍なく知ってるくせにちゃんと覚えとかんとあかん部分やその裏側とか全く把握していない。

人にバレたくない、特定の奴しか見てほしくないロック付きアカウントを持ってるユーザなんか特にそうで、信頼した上で相手にアカウントなりを教えるのに、

たかが、ボタン一つで漏れてしまう。

酷い話、悲しき哉スマホの画面をスワイプするつもりがミスタップ一個で最重要非公開内容を誤って全世界に大公開のさらし者。マジ適わんで。

 

もっと掘り下げたろうか。

ある人が「誰が」「何を」というのをあえて伏せた話をしてるのに、コメントなりで遠かれどわざわざそれに関連するコメントをした時点で既にバラしたと同義。なのに、あたかも実しやかに文面内で秘密守ってます面をしてる人。凄いですよー。大概がね、自覚なしだから。核心に触れてることにね。笑っちまうよ。

核心部分は書かずともそのコメント一つで全てがバレたような物。でも言う人に言わすと肝心な内容については触れてないよね、って。シレッと。笑っちまうよ。

SNSの何たるかをまるで理解できてない。

 

すみません蛇足が過ぎました(笑)

 

そもそも大体、多言するなって言われてる話って、

当事者本人から聞いたっきり誰にも言わないことが当たり前の最低条件。

そいつにとって、出来れば口にしたくないことまであえて言うってことは、それだけ最重要事項を告白する相手を、丸っきり信頼してるからこそ。

じゃあ言いたくないならそいつ自身の胸の中だけに収めといてわざわざ明かす必要性なくない?って思うだろうが、そうじゃない。そういう人は決まって、信頼した人間には隠し事するのが許せない奴。何も言いなさんな。目を瞑りましょう。

で、相手に十分に信頼を置かれてる状態で言うた、機密事項、まさに文字通り「TOP SECRET」。

その信頼を裏切る行為でしかないのだ。

 

― 『これは秘密の話だが、』、『ここだけの秘密だけど、』。そんな風に、秘密は『秘密』で無くなる

 

なんかこれどっかで聞いたなぁそういや。

最近聞いた台詞にしてはなかなか興味深い、なるほど納得な台詞だった。

 

秘密と言う単語を用いてもある程度の重要性みたいなものが底上げされただけで結局は人に言うてる時点でもう秘密ではない。秘密その物が持つ性質や性格、意味を成さなくなっている。

 

特定の人から言われた機密事項に限らず、いやらしい話、自分が思う誰かのいやな部分だったりとか、好かない部分、自分だけが知ってるそいつの秘めたる部分だったり。自分自身常識の範疇で考えて人に漏らすべきではないであろう物もまた然り。

でもそれを、「ここだけの秘密やけどな、~」と、漏らしてしまう。

それは秘密ではない。「漏らしてます」、「漏洩してます」、ってやつです。

 

「秘密」の定義とは、なんなのか。

 

言うた時点で、「ある程度の漏洩は仕方がない」、と覚悟した上で本人は言うてるものか。

 

因みに俺はかつて上の話以上のことを色々やらかしてきた。何もかもが蒼かった。悪い意味で。だからこそ出来る分析や推測や解析がある。

そういうのも踏まえて人一倍気を付けてる。、、、、というよりは、内容と、内容を漏らしてはいけないという意識の両方をひっくるめて必要以上に気に掛けないようにしてるというか。

こっちがどう切り出したら、どう返ってくるか。何を喋ると、どんな内容に繋がるのか。

どう切り出したら、機密事項に関わる話に結びつくのか」。

そういうのは会話の中で分かる。

だから誰かとダベる時もあえて自らヤバい内容に纏わる話題に持っていかないようにしようと努める。

一番のポイントはぶっちゃけ話、「無駄口を減らすこと」、「おしゃべりにならないようにする」。

あとどういう関連性が?と思われそうだが結構重要なことがもう一個。

それは、あくまで「寛容な姿勢」でいること。基本は何でもOK、大方許せる、そういう姿勢って、「秘密」を「秘密」として遵守することに実は重要。

そんな感じで俺は、自慢じゃないけど、17~8を過ぎてからかな。あらゆる友達からの「これ秘密やけどな、」「黙っといてな」「秘密やで?」を500万回くらい聞いてきた。色んな話を聞いた。俺の脳内キャパシティはすげーぞ(笑)。そして、その「黙っといてな」「秘密やで?」を貫いてここ数年、疚しいと思しき内容について一つとして何~~も喋ってない。

 

人間は本能的に、よりイエローな話と言いますか、興味深い内容って善悪判断の前にまず他人に喋りたい欲が働く。しかもそういうときに限って熱が入るからマズいことをしてるという自覚がない。そこをどうコントロールするか。

いや、コントロールじゃねえな。

「熱なってるものにどう水をぶっ掛けれるか」、っつったほうが正しいのかも知れへん。

 

まぁこの内容自体、「秘密」の定義について話してる時点で、

「秘密」そのものの性格から鑑みてもう意味を成さない物になってるような気がしないでもない(笑)

そういうのを含めて「秘密」だから。

 

仮に今のこの話を読んだ人が誰かに話す、

→秘密の本質(俺個人の見解ではあれど)を知ってしまう、

→聞いた(乃至言うた)人はそこを意識する、

とまぁこんな具合に、広がっていかないとも言いきれない。

そういうのは、自分以外の誰か他人から見て聞いて知るべき物ではないから。だからこそ「秘密」という単語として存在する。色々経験していく上で各々が自らで知っていくべきことだし。

「秘密」は、秘密なんです。

よく人はトートロジーの如く「○×は○×であって○×でしかない」という言い回しをしますが、

これが秘密となると面白い。

『「秘密」は秘密でなくて、秘密ですらない。』

これは俺の理論(笑)。

 

「秘密」の概念というか。根底に眠る定義というのは、即ち

知らん、聞かん、身に覚えがない。何それ?

聞いた人間は愚か当事者でさえ最早覚えてすらない、忘れてるというのが、

「秘密」という単語にとって本来の在り方であり存在価値なんかも知れん。

 

「クール」な、姿勢って、

こういう時に活きると思います。