一部執集

― 怠慢と追求の巧い駆け引き ―

とあるママドルの出産後の自分へのご褒美なんたらの記事読みながら

ウチって、例えるなら昔っから通勤通学用とかの履き潰すようとして普段から当たり前のようにNIKEadidasやPUMAを買っちゃうような、そんな家庭じゃなかったから

そもそも親自体が大家族でお世辞にも裕福とは言えない家庭で育ったから

ブランドやネームバリュー云々の前に実用性。使えりゃなんでもいい族。

使えるんならバッタモンだろうが何だろうが。安くて使える一石二鳥じゃないと。

ウチはそんな家。

 

その親に育てられた息子である俺、

周りでブルジョアぶってるのが笑えるくらい理解しがたい。

 

ちょっと学生時分から卒業して、バイトなり何なりで金が入る身分になったからって、腕にはHAMILTON。DW。

眼鏡とかすーぐRay-Ban。ポロならRalph Lauren。

回る寿司とかあんなもん食えたもんじゃないみたいな。

そして現金持ち歩くぐらいならクレジットカードの携帯。

高価な何かのローンでの買い物も普通。そこまで。まぁ痒いレベル。

大切な人からのプレゼントも一流ブランドじゃないと。逆も然り。それで当たり前化してきてる。概念。

 

俺本当こういう考え持った人とは今後一切お近付きにはなりたくない。

性に合わない。

そういう育ち方してきたから俺。

 

あのな、死ぬまで使い潰す一生物として、アウター一個、ジャケット一個、デニムにトラウザー一個、腕時計一個、アクセサリー一個。

それらに大金はたいて一個、バリ良い物を、頑張って手に入れる。

それは凄い何ていうか、ご褒美感あって良い。

でも普段から当たり前のようにブランド物に拘る。

そんなもん百均でよくね(爆)って思うような、消耗品や何でもないものまで、ブランド。

ハイソ、ブルジョア。「僕(私)一流でしょ」感。

 

そこまでして富裕層に見られたいかねぇ。

いや違うか。貧しい奴らと周囲に見られるのを極端に怖がってんのか、はたまた…。

 

まぁ何とバカバカしい。そんな奴に出くわしたらほんまどっからツッコんで良いかわかんねー。そんな人生何かおもろい?って言いたなる。

 

はっきり言って、みっともないから。(笑)

 

まぁ個人的な駄々愚痴もこのへんにしといて。

いやーでもこれは妬みでも嫉みでもなく、純粋な本音(笑)

 

そう、俺この間大阪は高槻のジャズストリートをウチのベーシストのお父さんに連れてってもらってさ。

途中休憩がてらに夕方過ぎぐらいに喫茶店入って、何でも奢りで良いでと言われてそのお言葉に甘え、まぁちょっとカクテルとケーキを注文させてもらったは良いけどさ、

その目の前に出てきたケーキがよ。まぁー、よくTVで見るタイプのああいうのんよ。

ムッチャデカい半透明のガラス製の皿の中心に、小さく佇むケーキ、その横にはキャラメルで出来たチップス、そしてこれまたシャレッシャレな、ケーキやチップスから意図的にはみ出した最早見た目重視のチョコレートソースよ。

俺、そもそも奢ってもらってる身。

こんなスイーツ、手ぇ付けるの凄い勿体ねぇ。

俺ここで心底思った、というか口に出てもうたね。

「あー。俺一生お金持ちにはなられへんわ。」って。

 

別にそのお父さんがブルジョアぶってるとかそういうことを言いたいわけではないんやけど、

俺が個人的に、やっぱ「こういう生きかたすんのには時期尚早すぎる」みたいな風に思っちゃった。

俺にはやっぱプッチンプリンで良いや。

 

あ、あの時はご馳走様でした、あんな高価なものを本当にありがとうございます。

 

……出産祝いに自分へのご褒美としてHERMESか。

肯定も否定も出来んなー。

まぁでも「生まれてくる子供こそが一番のご褒美であり宝でしょ普通?」って意見見てると「そうやな」とも思うし

でもこういう言い方って、若干やけど偽善的な匂いもしなくもないのもなあ。子供思いでイイ人ぶってる言うか。実際腹ん中は、、、?って、

僅かに思っちゃう俺は凄い酷ぇ人でなしなんかね。

 

まぁ出産経験のある子持ちの母にしかそこらへんの気持ちは分からんのだろう。

 

ちなみに俺を産んだうちの親が大分昔に無痛分娩の話をTVでやってたのを見ながらこんなこと独りごちてた。

 

「無痛分娩とか、(嘲笑)

生む時の痛みがある分、その痛みの分だけ子供の愛情が湧くもんやろ。痛みがなく子供生んだら『あ、子供産むってこんなもんなんや』って感覚になる。そんな産み方で産んだ子供に愛情なんて湧くわけがない。ほんまにキツイ思いしたらした分だけ、その子のことを思える。そんだけのキツイしんどい思いして産んだ子供やから。それが親の愛情。」

 

らしい。

 

ウチの母親は宇宙一。