一部執集

― 怠慢と追求の巧い駆け引き ―

Izzy Stradlin、そしてBLUE HEARTSのマーシーという男を知らねーのか。Xのhideを皆大好きなんじゃねーのか。

どいつもこいつも 最近の連中はキャスケットの被り方と組み合わせがてんでなっとらん

 

なっとらんし、

 

その要因は絶対、コーディネートの上での各々の「ま別にこれでいっか」精神が大半占めてる

だから男にしても女にしても、最近の奴らのコーディネート、

全てにおいて何だかすっごい中途半端に見えて仕方がない。

 

保守的なんだよ。

自分に自信がない。仮にあったとしてもそのファッションに対する自身の心意気とかが身に着けてるものからいささかも感じられない。

そういう連中って、往々にして自分に何が似合ってて何が頓珍漢なのかって所が

自分自身が正直よく分かってない。絶対。

だから、有名人なり読者モデルなり誰なりが既に着てたような物の鏡写しがどんどん世間の若い層に波紋呼んだだけって話。

で、よく分かってないから、とりあえず読モとかが着てはトレンドんなった話題になった、そういうものを、同じものを何となく買って、着ておけば、まぁまず間違いはないだろう。っていう。

そういうのに載ってある着こなしって、大概において20代前後なら大多数の人間が着て似合ってしまう平均的で無難なのが殆どのはずで。いや別にそういう雑誌を非難する気はないけれども。そこで何も考えずにただ他人の真似事だけして満足してしまうような奴がヤベえって話であって。

ファッションって、いったい何だったんやろうって、考えてまうよな。

ヴィジュアル面から一番訴えかけれる、見えてくる、そいつらの、そいつらにしかない一番の自己表現、自分を表現する最もポピュラーでかつ手軽な、自己アートの手段であったはずなのに。

 

他人が、誰かがもう既にしてあるようなことをする、

既に持ってるであろう物を持つ、

いやそういうの気に喰わん、

じゃあ、僕私だけの、僕私にしかない物を持とう、

僕私だけにしかないことをしよう、

誰も真似したことないことをしてやろう、

 

そういうとこから、そもそもの『ファッション』ってものは、始まってくるんじゃねえの?

ていうか、そここそがファッションの、【本懐】なんじゃねーのか?

 

今の奴ら、ファッションの上でのスタートラインにすらまず立ててちゃいねー気がするよ俺には。

 

なーなーでどうでもいいものと化している。周りのやってる同じことに右倣え、別にそれでいいってよ。この現状は間違いなく由々しいぜ。本当に。

 

かと言ったらまた極端で、逆に攻めててオリジナリティあって主張的な奴っつったら今度は、

アメ村なんかの通り歩いてれば最低5人以上は絶対に出逢う、禿げ時秒読みな虹色ヘアーにロボットのようなカラコン、万年酔っ払いのような頬のオテモヤ。

三途の川の流れ見てる奴のような灰色の唇。

深夜アニメの萌えキャラのコスプレと7~80年頃のNY乃至LONDONのPUNKファッションとを完璧に履き違えてるかのようなシャツにアウターにパンツ。

 

で何かといえば両手メロイックサイン付きで白目向きながらバカの一つ覚えみたく「ロッケンローーーー」。

 

それじゃただのコスプレだあ。

 

一遍頭冷やして冷静んなって自分の姿鏡で今一度見直したらええねん。

事の重大さ、言い換えると『馬鹿さ加減』がよく分からぁ。

 

ハロウィンの日にスクランブル交差点でテキトーにチョケでもしてまともな考えを持っとる大人にしっかりと後ろ指差されて笑われろ(笑)