一部執集

― 怠慢と追求の巧い駆け引き ―

イギリス好きーロック好きーと豪語するやつほどB'zの雨だれぶるーすが苦手で受け付けられない。これは相場で決まっているのだ。社会的通念。

昨日fm cocoloでスンゴイ音の洗練されたヘヴィーでプログレハードな曲を聞いて
DJのマーキーが曲終わりに曲とバンド名を言うのを待てず公式サイト飛んでオンエア曲目を探してもうてんけど

その曲が、「ASIA」の曲って初めて知った

その瞬間、本気でガッカリした

 

先回りしてネタバレしたからではない

 

そして案の定、そのASIAのギタリストが「Steve Howe」だったってことにも、

知ってはいたが尚、ガッカリした

 

そっからさらに詳細を先回りしてWikiったからではない

 

やっぱりYESに在籍してた頃のClose to the EdgeとかFRAGILEとかのああいう、

全く音の先の読めない見えない、狂気と恐怖と緊迫感に満ち満ちた、70年代イギリスのプログレ超全盛期の人ら特有、何をしでかすか分からん狂ったヤバさ的な、そういうあの人のサウンドとピッキング

先に聞いて知ってしまっているだけに

 

あまりにもサラサラしてて、研ぎ澄まされてて、きめ細やかで、いかにも「普遍的Hard Rock/Heavy Metal」的音のヘヴィーさやったのが……………っていう

 

真っ向から「ギターでのロック的アプローチがそもそも好きではない」と謳っていた人間が、

ああいうサウンドをやってしまう、

やってしまうっていうか、やっぱり時代に強いられるんかなー

所謂元祖「ゴリゴリのアルバム志向で宇宙的、生命の神秘的、実験的前衛的」プログレ音楽が鳴りを潜めて、キーボードとかストリングスとかのドラマチックでファンタジックな、プログレッシブ・ロック特有のそういう空気感だけが辛うじて残って、その殆どを姿かたち変えて後に「プログレハード」として昇華しだす時代ではある。

YESのバンドがほぼ分裂状態で、Trevor Rabinにバンドを牛耳られて以降「Trevor Rabin派閥」と「Steve Howe派閥」っていう風に分かれ出す80年代

 

とは…………言っても

 

あんなにさらさらでキレイでまとまりの凄いサウンドにはなってほしくなかった

 

そして何が悔しいって、

手ぶらな状態で何も知らん状態でただラジオから流れてきた、曲だけをただ聞いて、

 

一瞬ちょっと

「あ、良いかも」って

 

思ってしまった自分よな